空気圧
空気圧の測定 †
愛車のタイヤの空気圧 †
タイヤの空気圧は、運転席ドア開口部など目立つところに記載されていることが多い。ここにはメーカーが決めた空気圧が記載されており、「指定空気圧」と呼ばれています。愛車の指定空気圧を日頃からチェックしておきましょう。
新車装着タイヤと同サイズの場合であれば、ここに記載された数字通りの空気圧にします。
気合を入れて空気を入れたら、1割ほど入れすぎました。この程度であれば誤差の範囲と思いますのでそのまま走行してもよいと思います。気になるようであればエアー調整(減圧)機構が備わっているエアゲージなどで、指定空気圧まで減圧します。
インチアップ、インチダウンしている場合は、タイヤのLI値を考慮して空気圧を調整する必要があります。
今回はこれを使いました。 500kPaまで測定可能なエーモンのエアゲージ。 |
空気圧測定の注意 †
指定空気圧は、タイヤが冷めた状態の空気圧です。走行するとタイヤが温まり、空気圧が高めに表示されますので注意してください。
タイヤに空気を入れる際、バルブ(空気を入れる口)のキャップを失くさないよう注意しましょう。キャップがないと、せっかく入れた空気が逃げる原因になります。また老朽化したバルブも空気が漏れる原因になります。空気圧の減りが速いと感じたら、バルブの交換も検討してください。
空気圧が低いと・・ †
バーストの原因になります †
空気圧が低い場合、バーストの原因となります。特に高速走行で空気圧が低すぎると危険と言われます。高速道路を走行する場合は、事前に空気圧が正常であるか確認しましょう。
ペンシル型エアゲージ †
ペンシル型のエアゲージでも通常のタイヤの空気圧の測定には問題なく使用できます。しかし、測定できる上限が、300~350kPa程度のものが多く、テンパータイヤ(応急用タイヤ)に対応できないことがあるので注意が必要です。最初に紹介した指定空気圧の写真では、420kPaが指定されているので、下の写真のペンシル型のエアゲージでは測定できませんでした。